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胃腸疾患(胃痛、下痢)
①胃腸疾患
症状:「お腹が痛いです」
原因:胃の炎症や、その他臓器のトラブル
腹痛の原因は多岐に渡ります。臓器そのものの疾患、腹膜の炎症のほか、原因と発症箇所が離れていることもあります。 上腹部であれば胃・腸・肝臓・膵臓などが原因であることが多く、下腹部であれば腎臓や膀胱にトラブルが多く見受けられます。その他、炎症などが原因の場合は、病院の受診をお勧めいたします。 当院では、腹痛の原因を調べ、緊急で病院を受診する必要がない場合は、腹部の筋肉の緊張とコリをほぐす治療を行います。最初は鍼を用い、その後箱灸もしくは灸頭鍼でお腹全体の緊張を和らげます。腹部の内臓の動きと、腹部の筋肉の動きを正常へと導くことで、痛みを解消していきます。
症状:「胃が痛み、食欲がありません」
原因:胃の活動低下
癌や胃潰瘍などを除けば、胃痛の多くは食の乱れと胃の動きの悪さが原因です。胃の動きは熱・冷え共に悪化要因で、熱に分類されるのは油っぽいものの摂りすぎ、冷えはアルコールの摂りすぎなどが考えられます。その他、夏に冷たいものを摂りすぎても胃にダメージを与えます。 当院では、胃痛の原因が熱によるものか、冷えによるものかを分類し、さらに腹部の緊張とコリを確認します。鍼とお灸により対症療法を行い、代謝と消化吸収を促進させる足のツボを刺激することで、痛みの再発も予防します。
症状:「お腹が痛く、下痢(もしくは便秘)が治まりません」
原因:過敏性腸症候群
腸が知覚過敏を起こした状態です。下痢や便秘が長引き、長時間トイレの無い空間に居るとプレッシャーを感じるなど、日常生活を著しく損ねる慢性疾患です。 原因は特定されていませんが、近年ではストレスにより発症する可能性が高いと言われています。 鍼灸治療には精神を落ち着かせる安寧作用があり、鍼灸治療を受けるだけでもストレスを緩和する効果があります。 当院では、さらにストレス耐性を着けるため手足にあるツボを刺激し、腸(おへそ周辺)の動きや緊張を緩和させるために灸頭鍼を行います。症状が重い場合は、腸を動かす鍼通電治療による対症療法を行うこともあります。
症状:「下痢が続いています」
原因:冷えや腸のトラブル
下痢はアルコールや辛い物の摂りすぎなどによる食生活の乱れから、過敏性腸症候群などの疾患が原因の場合もあります。最も危険なのは癌による下痢ですので、あまりに長期間続く場合は、一度病院で検査することをおすすめします。 下痢は冷えによるものが非常に多く、腸の水分吸収がうまくいかない場合にも起こります。 当院では、まず腸蠕動音を聞いて腸の動きを確認し、下痢の原因を精査します。冷えによる下痢の場合、箱灸により広い面積を温め、腸を滋養する手足のツボを刺激します。こうして腸の動き・腸粘膜の滋養・腸内活動の改善を促します。
症状:「便秘が続きお腹が痛くなったり、張った感覚があります」
原因:腸の活動低下
腸の活動が低下すると、便やガスが出にくくなり、お腹に痛みを感じることがあります。便秘は大腸に熱がこもることにより起こりやすいとされ、熱により便中の水分が不足し硬くなります。また、大腸の動きが悪くなることで、便秘が悪化します。 当院では、大腸の熱を取る治療として、腕や足に鍼を施します。そして、全身の水分調節を行うため、足のツボに灸頭鍼を、腹部(特に大腸の位置のへそ周りに)に独自の鍼通電治療を施します。また、ストレスが関与している場合は、その緩和のための治療を行うことで症状の軽減を促します。